シーシャを吸うとき、特にシーシャカフェやシーシャバーで必要となるのが、シーシャのホースに差すマウスピース。多くのお店で、使い捨てのプラスチック製のマウスピースが無料で置いてあるかと思いますが、それ以外にもマウスピースにはさまざまな種類があることをご存知でしょうか?
今回は、そもそもなぜシーシャを吸う際にマウスピースが必要なのか、というところから、素材別の種類や特徴、そしてシーシャフレーバーとの相性についてもご紹介します。
「シーシャ好きだけれどまだマイマウスピースを持っていない」「せっかくならフレーバーに合わせてマウスピースを使い分けてみたい」など、マウスピースについて気になる方は、ぜひこちらの記事を読んで参考にしてみてくださいね。
シーシャのマウスピースが必要な3つの理由

1. 衛生面での必須アイテム
シーシャは複数人でシェアして楽しむ文化があるため、感染症予防の観点でマウスピースが非常に重要です。
特に、シーシャカフェやバーのイベントや試煙会では、1台のシーシャを2〜4人で回し吸いすることが多く、その際にマウスピースを使わないとホースに直接唇が触れてしまい、雑菌やウイルスが移る可能性があります。
また、近年では特に風邪・インフルエンザ・コロナウイルス対策としてマウスピースは必須です。そのような背景があり、シーシャカフェ・バーでは、基本的に使い捨てマウスピースを無料で提供しています。
2. 吸い心地と味わいを快適にする
シーシャは、マウスピースの吸い口の形状や素材によって、煙の温度感・味わい・吸いやすさが変わります。
口径が広い場合、吸った時の煙の量が多くなるため、重めでダイレクトな吸い心地が得られます。反対に、口径が狭い場合、 煙がまろやかで軽めに感じられます。後半で紹介していきますが、素材によっても味わいが微妙に異なります。
このように、マウスピースはシーシャの味を左右する重要なパーツでもあります。特にシーシャの香り・味わいこだわって楽しむ方は、素材に注目して選ぶ人が多いようです。
3. シーシャのマナーとして必要
シーシャカルチャーでは、マウスピースを使うことがマナーとされています。特にシーシャをシェアする場合、必ず各自がマウスピースをつけるのが基本。お店側も衛生管理のためにマウスピースの着用をほぼ義務としてお客さんにお願いしているところがほとんどです。
また、マイマウスピースを持っていると「シーシャ慣れしている人」という印象を持たれやすく、試煙会やイベントなどの場で、他の参加者とのコミュニケーションツールになることもあります。ぜひ自分好みのマウスピースを首から下げて、シーシャ仲間とマウスピース談義に花を咲かせてくださいね。
素材別マウスピースの特徴

1. アクリル樹脂製マウスピース
最も一般的で、軽くて扱いやすいマウスピースです。クセのない吸い心地で、味わいも香りも素直に感じやすい最もオーソドックスな素材です。デザインも豊富でAmazonなどの通販でも1,000円台から手頃に買いやすいため、初めてマウスピースを持つなら、アクリル樹脂製がおすすめです。
※吸い心地イメージ「軽め・クリア・クセがない」
2. レジン製マウスピース
アクリル樹脂よりも重厚感があり、煙のまとまりが良いのがレジン製マウスピース。内壁がなめらかで味わいや香りがダイレクトに伝わり、再現度が高いです。個性的なデザインが多いのもポイント。
こちらも2,000~3,000円台とお手頃価格で入手できるため、手にしやすいでしょう。
※吸い心地イメージ「まろやか・香りが立つ・しっかり感」
3. シリコン製マウスピース
シリコン製マウスピースは、柔らかい素材で口当たりが優しい点が特徴的。他の素材よりも軽く、首から下げていても重くないので、長時間のシーシャに向いています。こちらもお手頃な価格帯で、耐久性がある上メンテナンスも簡単なので、初心者の方に向いています。
※吸い心地イメージ「軽い・柔らかい・疲れにくい」
4. 木製マウスピース
意外と思われる方も多いと思いますが、木でできたマウスピースというものもあります。吸い口が柔らかく、自然な温もりが感じられるのが特徴です。木の素材がわずかに湿気を吸うため、煙がマイルドに感じられます。ただ、フレーバーの香りが木に移りやすいので、こまめなお手入れが必須です。
※吸い心地イメージ「まろやか・優しい・ナチュラル」
5. ステンレス ・アルミ製マウスピース
ステンレス・アルミ製マウスピースは、煙がダイレクトに入り、シャープで重い吸い心地が得られます。口当たりはひんやり冷たさを感じることが多く、キリッとした味わいのフレーバーと相性◎。素材として、耐久性が高くメンテナンスもしやすいというメリットがあります。
※吸い心地イメージ「重め・直線的・パンチがある」
6.真鍮製マウスピース
真鍮は銅と亜鉛の合金。見た目はゴールドに近い色味で高級感・重厚感があり、また使用していくうちに見た目の味わいが出てくるため、マウスピースを育てるような感覚も楽しめます。
金属らしいひんやり感があるものの、熱を保持する力もあるため、吸っているとまろやかで温かみのある煙を感じやすいです。
※吸い心地イメージ「しっとりまろやか・温かい・やや重め」
7. ガラス製マウスピース
ガラス製は、フレーバー本来の味を最も正確に再現してくれる素材。透明感のあるクリアな煙が味わえます。デザイン性に優れており、見た目も美しいが、重めで割れやすいのが扱う上での懸念点。また、繊細な作りなので、価格帯も高く設定されています。
※吸い心地イメージ「超クリア・繊細・香り重視」
購入時の注意点

デザインや素材に惹かれてマウスピースを購入してみたところ、お店のホースに口径が合わずはまらなかった……ということが時々あります。もちろん、よく行くシーシャカフェ・バーがあれば、そのお店のホースに合う口径だと使いやすいのでそれが一番ですが、お店においてある無料のプラスチックのマウスピースを一度ホースに差してからその先端に更に自分のマウスピースを噛ませれば、使えることがほとんどなので安心してください。
また、マウスピースを使用するにあたって欠かせないのがメンテナンス。衛生的な観点からも、その日使用したらその日のうちに洗浄するようにしましょう。その際、マウスピースの形状が複雑だと乾燥しづらいというデメリットもあります。メンテナンスのしやすさも考慮しながら素材・デザイン的に好みのものを選ぶと良いでしょう。
フレーバー系統別 相性の良いマウスピース素材
●フルーツ系(マンゴー・ピーチなど)
…アクリル樹脂製、ガラス製(香りをダイレクトに感じやすい)
●スパイス・クセ系(カルダモン・パンラズナなど)
…木製、レジン製、真鍮製(まろやかで奥行きが出る)
●スッキリ系(ミント・トゥワイスなど)
…ガラス製、ステンレス・アルミ製(シャープで冷たい吸い心地)
●お菓子甘い系(バニラ・キャラメルなど)
…シリコン製、木製、レジン製(柔らかく甘味が引き立つ)
●ドリンク系(アールグレイ・コーヒーなど)
…レジン製、真鍮製(まろやかながらもしっかりとした吸い心地))
●フローラル系(ローズ・ジャスミンなど)
…木製、アクリル樹脂製(くせがなくまろやかな味わい)
お気に入りのマウスピースでシーシャを満喫!

いかがでしたでしょうか。この記事が、マウスピース選びで悩んでいる方の一助になれば幸いです。
さまざまな素材や形状のマウスピースがありますが、結局は【お値段とデザイン】が決め手になるかと思います。ぜひさまざまなオンラインサイトやシーシャカフェ・バーにて、お気に入りの1本を見つけてみてくださいね。
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