今日も美味しいシーシャを楽しんでいますか?
シーシャ愛煙ライターのバタコです。
おうちシーシャ初心者の方にとって、初めに揃える必須アイテムのひとつである炭。みなさんはどんな基準で炭を選んでいますか?もしかしたら、炭にはさまざまな種類があることを知らない方もいるかもしれません。
そこで本記事では、シーシャで使用する炭を特集!炭を選ぶ際に押さえたいポイントや各炭の特徴、MOSHがおすすめするおうちシーシャ向きの炭など、詳しくご紹介します。
シーシャ初心者の方はもちろん、既に決まった炭を使用している方もぜひこの記事を読んで、今一度自分に合った炭を使用しているか見直してみてくださいね!
1.炭を選ぶポイント
(1)着火時間
一般的にシーシャカフェ・バーが注文を受けたらまず炭を加熱するところが多いように、炭の種類にもよりますが、シーシャの準備過程の中でも炭の着火時間が多くを占めます。
特におうちシーシャの場合、炭が不完全燃焼を起こすと、一酸化炭素中毒を引き起こしやすいため、安全のためにも炭は十分に加熱する必要があります。
炭の種類によって着火時間は異なるため、その手間を考えると着火させやすさは重要なポイントになるでしょう。
(2)火力の強さ・安定度
シーシャを長く楽しむためには、基本的には低めの温度で安定し、吸ったときにだけ温度が上がる炭が適しています。
火力が出過ぎると、咽せやすくなったりフレーバーが焦げて不味くなったりすることがあります。火力が足りなくても、フレーバーに十分な熱が入らず、持ち味が発揮されにくくなってしまうでしょう。
炭によって出る火力の強さや持ち時間などの安定度は異なるため、特に自分で炭替えをするおうちシーシャでは注意したいポイントです。
(3)炭の煙の匂い
炭によっては、加熱時の煙の匂いがフレーバーの香りを邪魔したり、家の中や洋服についてしまったりするものもあるので、煙の匂いが強いものを選ばないように気をつけましょう。
煙から強い匂いが出る原因は、安価な外国産木炭など“防腐剤”が使用されていることが挙げられます。価格が安い炭の場合は、そのようなデメリットも孕んでいることを念頭に炭選びをしましょう。
(4)形・大きさ
シーシャで使用する炭の形には、丸・立方体(キューブ形)・直方体(フラット形)などがあります。形や大きさによって、着火にかかる時間や焚いている間の温度調整の頻度が異なります。
特に立方体(キューブ形)と直方体(フラット形)は迷うところですが、使用しているヒートマネジメントシステムとのサイズ感も考慮して選びましょう。また、面の大きさが一部違うだけでも置き方によってフレーバーに伝わる熱を細かく変えることができるので、ぜひこだわりたいポイントです。
(5)コスパ
炭は消耗品なので、中長期的なコストパフォーマンスも重要です。リーズナブルでシーシャの炭として使いやすいものを選びましょう。
とはいえ、初めて試す際に少量から買えないと不安がありますよね。そのような場合は、よく行くシーシャカフェ・バーで使用している炭をまず使ってみるのも良いでしょう。自分が美味しいと感じるシーシャがどの炭で焚かれているか、ぜひ一度気にしてみてください。
2.主な炭の種類・特徴
(1)ココナッツチャコール
ココナッツチャコールは、ココナッツを炭にしたものでできており、多くのシーシャカフェ・バーで使用されています。1kg箱が1,300円前後で販売されており、リーズナブルな価格帯かつ使い切りやすい量で、手に取りやすい炭といえるでしょう。
一番のメリットとして、ココナッツチャコールは天然成分由来なので、炭の匂いがほとんどせず、フレーバーの香りを邪魔しません。
また、ココナッツチャコールには、立方体のキューブ形(各辺25mm)と直方体のフラット形(25×25×15~17mm)があり、特にフラット形は置き方(面)によって火力を調整できるので、細かい温度管理に適しています。
デメリットとして、着火には電気コンロで面を変えながら15分程度炙り続ける必要があるので、準備の手間がかかります。ただしその分火力の持ちが良いというメリットもあります。
(2)イージーチャコール
イージーチャコールは、粉状の炭に着火剤が練り固められてできた円形の炭です。そのため、着火が短く扱いやすい点が一番のメリットです。ライターで20秒ほど炙って数分放置するだけで、全体に火が回るため、自宅で手軽に炭を扱いたい方にはぴったりと言えるでしょう。
一方デメリットとして、イージーチャコールは着火剤特有の匂いがするため、シーシャの香りの邪魔をしてしまう恐れが挙げられます。また、イージーチャコールの着火剤に含まれるベンゼンは、有害な煙や一酸化炭素を放出します。そのため、健康への影響が気になる方は他の炭を検討した方が良いかもしれません。
(3)国産オガ炭
オガ炭は、木材の製材所から出るオガ粉や木材チップを原料として、一度粉砕してから四角柱形・六角柱形に固められた炭です。ここ最近、使用しているシーシャカフェ・バーが増え始めました。
イージーチャコールとは異なり、接着剤を使用していないためにおいがあまり気にならないメリットがあります。また、出る灰の量が少ない点も、扱いやすいと言えるでしょう。価格は10kg箱4,000円前後(=400円/kg)で販売されているので、一箱の量は多いですがかなり安価といえます。
デメリットとして、一度に購入できる量が多いため、使い切るのが大変という点、使用する際にトップやヒートマネジメント上に乗せて扱いやすいよう小ぶりの大きさに砕く必要がある点が挙げられます。また、温度管理が難しく、頻繁に調整が必要な点も注意すべきポイントです。
3.MOSH流山おおたかの森店のおすすめの炭は?
さて、以上シーシャの炭について解説していきましたが、MOSH流山おおたかの森店では実際にどんな炭を使用しているのでしょうか。
MOSH流山おおたかの森店では、『COCOMELT FLAT17』(サイズ:25×25×17mm)というフラット型の炭を使っています。
実はキューブ形の方が火力が長持ちするのですが、フラットで細かく温度調整を行いながらお客さんとのコミュニケーションもできたら、ということで当店ではフラット形を採用しました!
今度MOSH流山おおたかの森店を訪れた際は、ぜひチラリとターキッシュリッドの中を覗いてみてくださいね。
MOSH流山おおたかの森店では、日替わりのおすすめシーシャやこだわりの季節限定シーシャなど、さまざまなシーシャと美味しいスイーツをご用意しています。また「おうちシーシャを始めたい!」という方には、アイテム選びや作り方のレクチャーなどお手伝いもさせていただいています。
シーシャ作りのイベントも定期的に開催していますので、この機会にぜひMOSH流山おおたかの森店に足を運んでみてくださいね。
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