自宅でシーシャをするようになると、フレーバー単品だけでなく、ミックスにチャレンジしたくなることがありますよね。最初の頃は2~3種類のフレーバーのミックスがメインになるかと思いますが、ミックスしてボウル(トップ)に盛り付ける方法にはさまざまな種類があることをご存知でしょうか?
今回は、ミックスするフレーバーを盛り付ける主な方法3種類について詳しくご紹介していきます。
それぞれの方法には特徴やメリット・デメリットもありますので、それらを踏まえて、自分の理想とするミックスの味わいが実現するよう、ぴったりの盛り方を見つけてみてくださいね。
なぜ盛り方で味わいが変わる?
そもそも、なぜ同じフレーバーのミックスなのに盛り方で味わいが変わるのか、気になる方もいるでしょう。
盛り方で鍵となるのはボウル内でのフレーバーの「平面レイアウト」「上下レイアウト」の2つです。
各項で詳しくご紹介していきますが、例えばいわゆる「ごちゃ混ぜ」という方法では、盛り付ける前に一旦ミックスする全てのフレーバーを均一に混ぜ合わせます。つまり「平面レイアウト」でも「上下レイアウト」でもフレーバーは均一になっているのです。これが最もベーシックな盛り方と言えるでしょう。
一方ボウルを真上から眺めた「平面レイアウト」に変化をつけフレーバーの置き方を変えると(セパレート)、炭を置く位置によって加熱されるフレーバーが異なり、吸うことによって感じられる味わいが異なります。
また、ボウルを真横から眺めた「上下レイアウト」に変化をつけると(ミルフィーユ)、熱がボウルに浸透していく際にはボウルの表面から下へ下へと熱が伝わっていくため、フレーバーに熱が伝わる際に時差が生まれ、吸って感じられるフレーバーの味わいが時間によって異なります。
このように、同じフレーバーのミックスでも、盛り方ひとつでその後1~2時間の喫煙体験で感じられる味わいは大きく異なるのです。
盛り方1:ごちゃ混ぜ
「ごちゃ混ぜ」は、ミックスするフレーバーを事前に全て混ぜ合わせてしまってからボウルに均一に盛る方法をいいます。MOSH流山おおたかの森店でも基本的にはこの方法が採用されています。
メリット
事前に混ぜ合わせてしまうことで全体が均一に仕上がるため、完成形のシーシャの味わいが想像しやすく、また実現しやすいでしょう。
デメリット
全体が均一になっている状態なので細かな味の調節が難しく、味が変わらないため、飽きやすくなってしまうデメリットがあります。混ぜ合わせるときは、細かくというよりも全体をさっくりと和えるように混ぜると飽きのこないシーシャが作れます
盛り方2:セパレート(平面レイアウトの工夫)
「セパレート」は、ボウルを上から見てゾーンを割り振って盛り付ける方法です。円グラフにゾーンを切り分けていくようにフレーバーを分離させるため、それぞれのフレーバーの味わいの違いがはっきりと出る盛り方でしょう。
メリット
工夫した盛り方の中でも単純で盛り付けやすいため、初心者の方やおうちシーシャでもお試ししやすい方法です。
炭の位置によってフレーバーの味わいがはっきりと出るため、調整もしやすいでしょう。
デメリット
平面的に分離させているため、ミックスしたフレーバー全体の深みはごちゃ混ぜに比べると感じづらいです。
また、少しだけ加えたいフレーバーなどがある場合、全体の味わいのバランスを想定すると、フレーバーの量の調整や炭の置き方が難しいと言えます。
盛り方3:ミルフィーユ(上下レイアウトの工夫)
「ミルフィーユ」は、ボウルを真横から見て、例えばボウルの下側にフレーバーAを敷き詰め、その上にフレーバーBを重ねあわせるなど、層状にフレーバーを盛る方法です。
メリット
シーシャのフレーバーはボウルの上から下へ下へ熱が浸透していくため、ミルフィーユでは時間をかけて吸うごとに味わいが混ざったり分離したりと変化していく面白さがあります。
デメリット
フレーバーを混ぜ合わせているわけではないため、どんな味わいになるのか予想がつきにくい点は初心者には難しいところです。
また、うまく火力を調整しないと下層のフレーバーに熱が入りにくく味が活きづらくなってしまうため、温度管理が重要です。
いろんな盛り方にチャレンジしよう!
いかがでしたでしょうか?ミックスと一口に言っても、さまざまな盛り方によって吸った時の味わいや特有の楽しさは異なります。おうちシーシャをする方はミルフィーユ×セパレート、ごちゃ混ぜ×ミルフィーユなど、いろいろな盛り方を実験するつもりでチャレンジしてみてくださいね。
また、MOSH流山おおたかの森店ではシーシャ作りイベントを定期開催しています。おうちシーシャをお持ちでない方も、ぜひイベント内でミックスの盛り方を工夫してみてはいかがでしょうか?もちろん、スタッフからアドバイスもさせていただきますので、気軽にご相談ください。
今回はミックスの盛り方についてご紹介させていただきましたが、シーシャの作り方には他にも奥深いポイントがたくさんあります。ぜひ色々と実験してみるつもりで、自分流の美味しいシーシャを見つけてくださいね。
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