コラム

ヒートマネジメントシステム(HMS)4種の特徴・使い方・価格帯

おうちシーシャを始めるにあたって、必須アイテムの1つである「ヒートマネジメントシステム」(以下「HMS」)。

「なるべく炭を扱う回数を減らしたい」

「安定した火力でシーシャを吸いたい」

と思っている方にはマストな道具と言えます。

とはいえ、シーシャ初心者の中には、そもそもHMSとは何なのか、またその効果や種類、使い方について知らない方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、HMSとはどんな道具なのか、そしてシーシャカフェ・バーでも使用されることの多い4種のHMSについて、その特徴や使い方、価格帯を詳しくご紹介していきます。

ぜひ本記事を読んで、HMS選びの参考にしてくださいね。

HMSとは?

HMSとは、シーシャボウル(トップ)の上に設置することで熱の管理を簡単にし、安定した煙を実現するシーシャアイテムのことです。

空気弁が空いていることで炭からフレーバーに伝わる熱を調整できるので、ボウルにアルミ箔を張ってその上に炭を直置きするよりも、温度の管理を簡単に行うことができるのです。

ヒートマネジメントにはさまざまな種類があり、その中でも現在主流となっている「ターキッシュリッド」「ロータス」「プロボースト(アマボースト)」「スチームレーション」についてご紹介します。

ターキッシュリッド

ターキッシュリッドは、筒状の風防がついていて、アルミ箔を張ったボウルの上に被せるように設置するヒートマネジメントです。

MOSH流山おおたかの森店でも使用しており、ボウルにすっぽり被せて筒の中に炭を入れるため、ボウルが均等に蒸されて、ムラなくフレーバーに熱が伝わるようになっています。

また、筒状であるため灰が飛び散らず、軽くて扱いやすいため、炭替えなども安心して行いやすいでしょう。

ただし注意点として、ボウルに被せるような構造になっているため、ボウルの直径がターキッシュリッドの直径よりも小さい必要があります。ターキッシュリッドには主に直径6cm、7cmのものがあるので、ボウルの直径を確認してから購入しましょう。

価格帯も2,000〜3,000円程度と、手に取りやすいヒートマネジメントです。

ロータス

ロータスは、アルミ箔を張らずにボウルの上に乗せて使用するヒートマネジメントです。

取っ手をスライドして空気弁を開け閉めすることによって、火力を簡単に調整できます。空気弁を開けることで熱が外に放出されて温度を下げ、閉めることで熱を中に閉じ込め温度を上げるようになっています。

また、ロータスの底には円形の細かい凹凸がついており、炭が底にベタ置きにならないことで炭の燃焼が止まるのを防ぐ工夫がされています。

主にスチール製で、熱伝導率・耐久性が高い点もメリット。錆びにくい点も、繰り返し使用する上で扱いやすいポイントと言えるでしょう。

ただし注意点として、フレーバーを盛り過ぎると、ロータスの底に接して焦げ付いてしまうことがあるので、フレーバーの盛り方や量に気を付けましょう。

また、ボウルのサイズによってはロータスが合わない場合もあるので、ターキッシュリッドと同様に購入時はボウルの大きさに気をつける必要があります。

価格帯は2,000円前後のものから、高いものだと1万円前後までと幅広くさまざまです。扱いやすさも含め初心者に向いているヒートマネジメントです。

プロボースト(アマボースト)

プロボーストは、葉っぱ型の取っ手が特徴的で、外形はロータスに似ています。その一方で底面はとても薄く、熱がフレーバーに伝わりやすいヒートマネジメントです。ボウルにアルミ箔を被せてその上に置いて使用します。

プロボーストの蓋は密閉性が高く、空気弁を閉めると高温になりやすいため、扱いが難しい面が少しあります。底面が薄いため炭を直置きした状態に近く繊細な温度調節ができる反面、温度を安定させることが難しいので初心者には使いづらいヒートマネジメントかも知れません。

とはいえ、2,000円前後の価格帯で購入できることや、幅広いボウルに対応していることなどから、火力の調整に慣れれば導入しやすいヒートマネジメントと言えるでしょう。

スチームレーション

スチームレーションは、ドイツのSteamlation社が開発した、ほとんど炭替えが不要になるヒートマネジメントです。

このスチームレーションでは、炭を置く底面の位置(高さ)を調整することができ、フレーバーから離して火力を弱めたり、近づけて強めたりすることができる仕組みにつくられています。そのため、炭替えの回数が従来のヒートマネジメントよりも少なく済むメリットがあります。

また、直径約6.2cm/6.7cm/7.0cmの3段階のサイズのボウルに対応している点も汎用性が高く使いやすい点と言えるでしょう。

ただし、性能が良い分、価格帯は約8,000円~と高めに設定されています。少し値段が張っても炭替えをなるべく減らしたい、という方におすすめのヒートマネジメントです。

自分にぴったりのヒートマネジメントを見つけよう!

いかがでしたでしょうか。このように現在はさまざまなヒートマネジメントが販売されているので、特に初心者の方でこれからシーシャのアイテムを揃える場合は、予算感や重視したい性能などを比較して、自分にぴったりのヒートマネジメントを見つけてくださいね。

MOSH流山おおたかの森店では、ターキッシュリッドを使用してシーシャを提供していますが、道具の揃え方や選び方についてのご相談も伺っています。来店された際は、ぜひスタッフに気兼ねなくご相談くださいませ。

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