コラム

【スタッフインタビュー】“木製ピーチ専用台”育て親・ぞのさんのこだわり

今日も美味しいシーシャを吸っていますか?

シーシャ愛煙歴10年のライター・バタコです。

最近MOSH流山おおたかの森店で、あるスタッフが育てた“シーシャ台”がとにかくすごいと噂になっているのをご存知でしょうか?

というのも、ピーチのフレーバーのみを何度も焚いて育て上げられた木製のシーシャ台があるとのこと……。

その木製の台にはピーチの味が染み込んでいて、通常の台で焚いたピーチとは違う、ふくよかで深い味わいの新しいピーチが楽しめるんです。

そんな一風変わった試みで唯一無二のシーシャ台を作り出しているのが、MOSH流山おおたかの森店のシーシャオタク・ぞのさん。

今回は、ぞのさんに実際に木製ピーチ専用台(以下「ピーチ台」)でシーシャを作ってもらいながら、ピーチ台を育てた背景やその過程をインタビュー。今後チャレンジしたい新たな専用台についても伺いました。

“木製専用台”とは・きっかけは?

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バタコ

早速教えてほしいのですが、“専用台”とはどのようなものですか?

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ぞのさん

決まったフレーバーやミックスを一つのシーシャ台で繰り返し焚いて、その匂いだけを染み込ませて育てていった台のことです

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ぞのさん

木製のステム(写真上)と素焼きボウル(写真下)は洗わずに繰り返し使用しています

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バタコ

素焼きのボウル(トップ)を決まった匂いに育てていく、というのは聞いたことがあるのですが、ステムを専用にするというのは初めて聞きました

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バタコ

木製のステムも初見です

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ぞのさん

ボウルに関しては、作り始めのきっかけはSNSで素焼きボウルを育てている方々の投稿を見たことですね

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ぞのさん

ステムに関しては、春日部のシーシャカフェ・patisaさんを訪れた際に木製ステムのシーシャ台でシーシャを焚いていて、それまでのシーシャが覆るくらいとても美味しかったことで強く興味が湧きました。

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ぞのさん

ちなみにこの木製ステムもそのお店で購入させてもらったものです

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ぞのさん

丈夫なくるみの木でできていて、イランの方が彫ったこの側面のデザインも美しくて気に入っています

木製専用台の育て方は?

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バタコ

素焼きのボウルで“専用台”と言えるようになるまでには、何回くらい決まったフレーバーやミックスで吸うものなのですか?

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ぞのさん

このピーチ台に関しては、アルファーヘルのピーチを繰り返し焚いていて、家で50回吸ってやっとお店でお客さんに吸ってもらえる台になりました

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ぞのさん

専用台にするには美味しい濃い匂いだけを染み込ませたいので、最初の1時間しか吸わないことを繰り返して育てていましたね

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ぞのさん

そう言うと、美味しい時間だけ味わうようで聞こえは良いのですが、育てはじめの頃は、ステムの木の匂いが強いせいですごく吸いづらくて、ピーチが全然感じられない(笑)

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ぞのさん

“木>>>ピーチ”という状態で。でも、いつもの台のときと変わらないよう感覚を手繰り寄せながら、一定の強さでいつも通りの吸い方で1時間吸って、ピーチの匂いを丁寧に台に染み込ませる、ということを繰り返しました

実際に焚いてもらいました!

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バタコ

ということで、今日は実際にピーチ台でアルファーヘルのピーチを焚いていただきました!

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バタコ

いただきます!!!

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バタコ

……うまい!!
ピーチの香りがもったり濃厚で、黄桃の高級缶詰のようです

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バタコ

匂いに深みと広がりがあって、口の中にピーチの甘味・コクがいつまでも残りますね

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ぞのさん

ありがとうございます。そうなんです。それが木の香りとピーチのフレーバーが一体化したからこそ生まれる味わいなんですよね。

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ぞのさん

最初は全く別の物だったステムの木にピーチの香りが染み込んで、融合していったということなんです

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バタコ

ドリンク(この時はアイスティーをいただいていました)を飲んでもピーチが全然負けない…

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バタコ

何ならドリンクを飲み終わった後でも舌にまだピーチが残っている感覚です

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ぞのさん

この味の深さと広がりが木製専用台ならではの美味しさなんです

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ぞのさん

2時間制での提供になりますが、他では味わえない唯一無二の味なので、たくさん吸って楽しんでいただきたいですね

通常のシーシャ台で焚いたピーチと比較すると…

通常のシーシャ台との比較もぜひしてほしい、とぞのさんからありがたい提案をいただき、通常のセッティング(ステム:アルミ製、ボウル:陶器製)で、同じアルファーヘルのピーチを作ってもらいました。

てっきり通常の台だとピーチ台に比べ香りが薄いのかと思いきや、そんなことはありません。通常の台もきちんと美味しい!ただ、ピーチ台に比べるとコクや深みというよりも、ピーチの味がキュッと凝縮されていてフレッシュで爽やかな印象がありました。ピーチ台で感じた香りの奥行き感や広がりはやはり木の香りと融合したからこそ感じられるものなんですね。

どちらのピーチもそれぞれの美味しさがあっておすすめなので、ぜひ2人以上で訪れて1台ずつ頼んだり、トップ替え(おかわりで通常の台とピーチ台の両方を楽しむこともできます)をしたりして、自分好みのピーチシーシャ探しをしてみてください。

次のチャレンジにも乞うご期待!

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バタコ

ピーチ台はお店デビューしたということで、次にどんなフレーバーやミックスの専用台を作ろうか、という構想はありますか?

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ぞのさん

追々ですが、今度はクリームキャラメルのフレーバーで専用台を作ってみたらどうかな、と考え中です。でもまた50回吸うのはなぁ……(笑)

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バタコ

楽しみにしているので、ぜひ頑張ってください!!今日は貴重なお話をありがとうございました

ぞのさんのピーチ台は、木製ということで雨の日の持ち運びが難しいため、雨の日以外のぞのさん出勤日に提供しています。MOSH流山おおたかの森店のLINEオープンチャットで当日告知するので、そちらをチェックいただくか電話でご確認の上、ご来店いただくと安心かと思います。

シーシャオタク・ぞのさんのこだわりがぎゅっと詰まったピーチ台を、ぜひ堪能しにいらしてくださいね。

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